マザーボードの選び方!絶対に失敗しない大切なポイント

皆さん、自作PC作成でマザーボードを購入する際に失敗したって経験ないですか?
私も、自作PC初心者の頃によく失敗した経験があります…。
今回はそんな失敗した経験をもとに、絶対に失敗しないマザーボードの選び方の大切なポイントを皆さんにお教えしたいと思います。
マザーボードとは?

初めに、マザーボードとは何かというのを、簡単に紹介します。
ずばり、「人間の体の様な役割を果たすのがマザーボードです。」
マザーボードは電子基板であり、その電子基盤には電子部品(人間で言う神経や筋肉、血管のようなもの)が無数に備わっています。
その電子部品ひとつひとつの性能や種類によってマザーボードの性能や価値が変わってきます。
まぁ、「人間の体の様な役割を果たすのがマザーボード」って言うのを覚えていればテストで100点取れます。
マザーボードの選び方大切なポイント
- 選び方① CPUを決める。
- 選び方② マザーボードのソケット形状を知る。
- 選び方③ マザーボードの大きさと特徴を知る。
- 選び方④ 自分の用途に沿ったマザーボードを選ぶ。
この4つのポイントを抑えるだけでマザーボード選びの失敗を確実に防ぐことができます!!
では、この4つのポイントを詳しく説明していきます!
選び方① CPUを決める。

まずは、自分の搭載しているCPU又は購入を考えているCPU(インテル・AMD)を決めましょう。
ここでは、何も気にせず自由に自分の搭載したいCPUを決めましょう!
気にするのは予算だけ!!
選び方② マザーボードのソケット形状を知る。

メーカーや世代によってCPUのソケット形状が異なっています。
また、マザーボードもソケット形状が異なっており、搭載できるCPUが限られています。
マザーボードとCPUのソケット形状が異なると、CPUが反応しなかったり、CPUの故障や破損、焼損を招く恐れがあります。
実際に失敗した例を紹介します。
マザーボードは「Intel 第8・9世代対応」で、CPUが「AMD製」だった。
マザーボードは「Intel 第10世代対応」で、CPUが「Intel 第9世代」だった。
などが良くある失敗談です。
なので、高価でハイスペックなCPUを購入してもマザーボードに搭載できない!
っと言った場合があります。そうならない為にも、マザーボードと搭載予定CPUソケット形状を確実に把握しておく必要があります。
<参考>
- インテルでは、2020年11月現在、「LGA1200」が主流で最新のソケット形状です。
- AMDでは、2020年11月現在、「AM4」が主流で最新のソケット形状です。
選び方③ マザーボードの大きさと特徴を知る。
マザーボードには、
「Mini-ITX」「Micro ATX」「ATX」とこの3種類の規格が現在主流となっています。
各規格マザーボードごとに大きさと特徴が異なっています。
大きさによってはPCケースに入らない場合があるので、大きさも十分に把握しておく必要あります。
それでは、それぞれの大きさと特徴を解説していきます。
対応PCケースしたPCケースの大きさについては、前回紹介したこちらの記事に詳しく解説しています。
→絶対に失敗しない!!PCケースの選び方!
Mini-ITXマザーボード

- この3種類の中で一番小さなマザーボードである
- 小さいので省スペースである
- メモリの搭載数(2枚までのものが多い)が少ない
- I/Oパネル関係(PC裏面のUSBポートやLANポート等のパネル)ポート数が不足している場合がある
非常にコンパクトでかつ高性能な物が多いのでゲーミングPC向けにおすすめのマザーボードの規格です。
ですが、マザーボードの種類自体多くないので、自分のスタイルにあった物を見つけるのは少し難しいかもしれません。
Micro ATXマザーボード

- 安価なものが多い
- I/Oパネル関係が充実しているものが多い
- ATXよりは小さめなので省スペースである
- メモリの搭載数が制限されている物もある
Micro ATXマザーボードも安価なものが多く手が出しやすくかつ、性能的にも良いものが多いので、ゲーム用や動画編集用には非常にコスパの良いマザーボードの種類だと思います。
コスパもよく安価な物が多いので、業務用やオフィス用にもおすすめのマザーボードの規格です。
ATXマザーボード

- この3種類の中で一番大きなマザーボードである
- メモリの搭載数(4枚まで搭載可能)やPCI数(ビデオカードなど搭載する接続端子)が多い
- I/Oパネル関係がかなり充実している
- 冷却性能に特化したものが多い
- 主にゲーミングPC向け
- 大きさが大きくスペースを取る
- 高価なものが多い
ATXマザーボードはゲームに特化した物が多く搭載可能なメモリ数が4枚やGPU(ビデオカード)が2枚搭載できるなど様々な利点を持っています。
ですが、ゲーミングPC向けのマザーボードがほとんどの為、業務用やオフィス用には全くおすすめできないマザーボードです。
選び方④ 自分の用途に沿ったマザーボードを選ぶ。
パソコンを主にどのような用途で使用したいのかを明確にしたほうが良いでしょう。
Point③でも解説したように、オフィス用とゲーミング用では全く目指すべき性能が違います。
オフィス用なのに「ATX」を購入しても全くの無駄な買い物ですし、ゲーミング用なのに「Mini-ITX」を購入しても低スペックで将来性のない自作PCになります。
ですので、自作PCを作成してどのような用途で使うのかを明確にしたほうが低予算・高コスパの自作PCが作れます!
マザーボード購入の際に注目すべき項目表
- メモリーの規格(DDR4やDDR3など)
- PCI(ビデオカードなど搭載する接続端子)
- HDMI端子の規格
- Displayport(4Kなど出力したい方)
- USBポートの数
- オーディオ機能
- 無線LAN搭載されているか
- Bluetooth接続できるか
他のパーツの選び方
CPUの選び方
→CPU選び方!失敗しない為の大切なポイント!
電源ユニットの選び方
→【自作PC】電源ユニットの選び方ポイント解説!
PCケースの選び方
→PCケース選び方!大事なポイントを解説
まとめ
今回は、マザーボード選びで絶対に失敗しないための大切なポイントを紹介しました。
断言します。これさえ押さえていればマザーボード選びで絶対に失敗しません。
自作PCを作成する中でマザーボードってどうやって選んだら良いの?って思った方は参考にしてみてください。
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