【自作PC】電源ユニット選び方のポイント解説!!

自作PCを作成する際に必要不可欠な存在の電源ユニット
ですが、そんな電源ユニットを選ぶ際に、何も考えずに選んでしまうと意外と失敗してしまいがちです。
そこで今回は知らない重要なポイントを解説し電源ユニットの選び方について紹介していきます。
大きく5種類ある!?

まず、電源ユニットの種類について簡単に説明していきます。
電源ユニットには大きく分けて5種類あります。
- ATX電源
- Micro ATX電源(SFX)
- EPS電源
- FlexATX電源
- TFX電源
この5種類です。この5種類の中でも主流として使われているのが、「ATX電源」と「Micro ATX電源(SFX)」の2種類です。
参考に他の3つについても説明しますが、あまり使われないので興味ない方は飛ばしてください。
ATX電源

- 一般的で最も多くのPCで採用されている
- ミドルケースやフルタワーケースなどに使われることが多い
- デザインが豊富
- 低価格なものが多い
- 冷却性能に優れたものが多い
- 静音性が高い
低価格なものが多いです。デザイン性にも優れておりRGBファンが搭載されている電源ユニットなどあったりなど個性的な電源ユニットが多いのも特徴です。
また、静音性が高いものや冷却性能に優れた電源ユニットもあったりなど様々あるので自分にあった物が選びやすいのでおすすめです。
Micro ATX電源(SFX)

- 小容量のPCケースに使われることが多い
- コンパクトで省スペース
- デザインが豊富
- 静音性が高い
特徴的にはほとんどATX電源と同じですが、小容量ケースに使われていることが多いので、あまり流通していません。
ですが、コンパクトで省スペースなため、人気の電源ユニットの種類です。
EPS電源
大容量のサーバー用電源など高速な処理が必要な場面でよく使われている。
FlexATX電源
名前にとおり、本体の形状がバラバラなので選びにくいです。
TFX電源
超小型ですが、細長い形状なため、限られた場面で使用される電源ユニットです。
この5種類です。ゲーミングPCやちょっとしたサーバーを建てるというくらいの自作PCなら、1つ目のATX電源でいいでしょう!
ですが、簡単に電源ユニットを選んでしまうと失敗する恐れがありますので、電源ユニットを選ぶ際の重要なポイントを紹介していきたいと思います。
電源ユニット選び方

では、本題の電源ユニット選びでの重要なポイントについて紹介します。
それが、
- 電源ユニットの容量
- 搭載可能な電源ユニットの大きさ
- 電源ユニットの電力変換効率の性能
この3つです。
今回は、この重要な3つのポイントを最も一般的なATX電源を元に解説していきます。
電源ユニットの容量を確認しよう
まず、電源ユニットを選定する際にもっとも重要なのは、電源ユニットの容量(W(ワット)数)です。
電源ユニットの容量には、「400W」「500W」「600W」「750W」があります。
この容量より各パーツの合計消費電力が大きいとPCが起動しない可能性がありますので、適切な電源ユニットの容量を選ぶ必要がありますので注意しましょう。
だからと言って、「ワット数の高いものを選べばいいじゃん!」って訳ではありません。
ワット数が上がっていくと当然ですが、値段が上がります。(予算に余裕があればいいですが・・・)
PCケースに搭載可能な電源ユニットの大きさを確認しよう

PCケースにもそれぞれ大きさがあります。当然PCケースの大きさによって搭載可能な電源ユニットの大きさや種類が違います。
自作するPCケースの大きさを把握に対応した電源ユニットを選ぶようにしましょう。
電源ユニットの電力変換効率の性能を確認しよう

電源ユニットにはそれぞれ電力変換効率というものが存在し、それを「80PLUS」という規格で6段階に分類されています。
簡単に言うと電源ユニットの「力」のようなものです。
その「力」の強さによって6段階に分類されるのです。
「力」の弱い順から、
- STANDARD
- BRONZE
- SILVER
- GOLD
- PLATINUM
- TITANIUM
基本的には、真ん中の「GOLD」を選んでおけば、低価格でコスパも良いので間違いないです。
どうやって選べばいいの?

では、実際に電源ユニットを選ぶ際にどのように選んだら良いのでしょうか。例を交えて紹介したいと思います。
まず初めに、自分の組みたいPCパーツをリストアップしてみましょう!
(例
- CPU:INTEL Core i5 9400F
- マザーボード:ASUS ROG STRIX Z390-F
- GPU:MSI GeForce RTX 2060 SUPER
- メモリー:シリコンパワー DDR4-3200
- HDD:Seagate IronWolf 3.5″ 3TB
- DVDドライブ:Pioneer Ultra HD Blu-ray
- PCケース:Thermaltake VIEW 31 TG
- ファン:Corsair H150i PRO RGB
こちらの自作PCを考えたとします。
リストアップが出来たら、合計の消費電力を調べてみましょう。
今回、考えた組み合わせでは、合計が452Wでした。
結果から上記の組み合わせでは、
「600W~750Wの電源ユニットを選ぶといい。」という結果なります。
ですが、いちいちリストアップするの面倒ですよね。。。そんな方もおられると思います。
参考に各パーツの平均消費電力を一覧表にしたので参考にしてください。
CPU | 150W〜200W |
---|---|
マザーボード | 50W |
メモリー | 10W |
HDD | 25W |
DVDドライブ | 25W |
GPU | 150W〜200W |
GPU以外の拡張カード | 20W |
こちらを参考に電源ユニットを選んで見てください。
他のパーツの選び方
CPUの選び方
→CPU選び方!失敗しない為の大切なポイント!
マザーボードの選び方
→マザーボードの選び方!絶対に失敗しない大切なポイント!
PCケースの選び方
→PCケース選び方!大事なポイントを解説
まとめ
電源ユニットの選定は自作PC初心者には非常に難解なポイントでありますので、ぜひ参考にしていただいで、良い自作PCライフを送りましょう!!
他にも、当サイトではゲーム別におすすめ自作PCパーツ紹介や、周辺機器の紹介等も記載しtますので、ぜひ参考にしてください。
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